2005,11,24, Thursday11:08 am
-追憶4- 竜騎兵の襲撃
-これは、まだパワースクロールもアーティファクトも無い時代の頃のダイの日記です。-
今日、当たり前になりつつあった平和に終止符が打たれた。
以前より噂として流れていたブラックソーン軍による、街への襲撃が現実のものとなったのだ。
その規模は、まだ記憶に新しいオークやサベージ共の襲撃に匹敵しており、その軍を構成している戦力は、オークやサベージの比ではなかった。
さっそく、俺は襲撃されている街の一つであるフェルッカのジェロームへと飛んだ。
その恐るべき軍を構成するのは、最近になって各地で目撃されていたイルシュナーの先住民族の一つ「ジュカ」。
「ジュカロード」を筆頭に、優れた戦闘力とチームワークを誇る、恐るべき戦士達であることは記憶に新しい。
そして、ブラックソ-ンの直属の兵と思われるカオスシールドを携え、竜鱗の鎧を纏った「カオスドラグーン(混沌の竜騎兵)」と呼ばれる戦士たち。
彼らは、はじめて目にする「Swamp Dragon」と呼ばれる小型の竜を駆り、カタナやクリスを手に街を蹂躙していた。
カオスシールドの性能は言うに及ばず、その上、彼らの身に纏う竜鱗の鎧は、優れた防御力を備えており俺の渾身のハルバードの一撃すらも、ほとんどダメージを与えられないほどである。
攻撃においても、彼ら自身の優れた剣技と同時に騎乗する「Swamp Dragon」からファイアブレスも放ち、まさしく竜騎兵の名に相応しい戦闘力である。
彼らの身に纏う竜鱗の鎧は、その優れた防御力だけでなく、素材となった鱗の種類によって色彩が異なり、それぞれ特殊な能力を備えているようだ。
武器の効果が薄いので、魔法を武器に戦ったのだが青い鎧を着た竜騎兵に対しては、主力魔法であるエナジーボルトの威力の大半を弾かれてしまった。
緑の鎧を着たドラグーンに対しては、攻撃魔法の威力を殺されるということは無かったのだが、他の冒険者達の話を聞く限り、毒に強いらしいとのことだった。
この強力な竜鱗の鎧は、その製法が細工職人の手で解析され、竜の鱗を材料にして、一流の鍛冶職人の手で作成することが可能だという。
竜鱗の鎧だけでなく、彼らが騎乗する「Swamp Dragon」も竜騎兵が操っていた時の凶暴性とはうって変わって、非常に大人しい竜であり、竜騎兵を倒した後に上位テイマーの手で調教することが可能であった。
一度、調教された後はテイマーでなくても騎乗することが可能なため、竜騎兵の呪縛を上位テイマーによって解かれると考えたほうが正しいかもしれない。
巨体だが、動きは俊敏で馬に乗るのと大差ない乗り心地だった。
竜騎兵が操っていた時のように、ファイアブレスを吐いたりすることもなく、その巨体とは裏腹に肉弾戦闘力も高くはないようだ。
馬やオスタードと同じくらい大人しい動物と言えるだろう。
新たな力となる竜鱗の鎧と「Swamp Dragon」によって、カオスドラグーンに対抗しうる竜戦士が誕生するのも遠い日のことではないかもしれない。
俺としても、このブラックソーンの襲撃を指をくわえて見ているつもりはない。
いち冒険者として「Bar Like a Child」に集まる仲間達と共に、この侵略者達と戦っていこうと思う。
今日、当たり前になりつつあった平和に終止符が打たれた。
以前より噂として流れていたブラックソーン軍による、街への襲撃が現実のものとなったのだ。
その規模は、まだ記憶に新しいオークやサベージ共の襲撃に匹敵しており、その軍を構成している戦力は、オークやサベージの比ではなかった。
さっそく、俺は襲撃されている街の一つであるフェルッカのジェロームへと飛んだ。
その恐るべき軍を構成するのは、最近になって各地で目撃されていたイルシュナーの先住民族の一つ「ジュカ」。
「ジュカロード」を筆頭に、優れた戦闘力とチームワークを誇る、恐るべき戦士達であることは記憶に新しい。
そして、ブラックソ-ンの直属の兵と思われるカオスシールドを携え、竜鱗の鎧を纏った「カオスドラグーン(混沌の竜騎兵)」と呼ばれる戦士たち。
彼らは、はじめて目にする「Swamp Dragon」と呼ばれる小型の竜を駆り、カタナやクリスを手に街を蹂躙していた。
カオスシールドの性能は言うに及ばず、その上、彼らの身に纏う竜鱗の鎧は、優れた防御力を備えており俺の渾身のハルバードの一撃すらも、ほとんどダメージを与えられないほどである。
攻撃においても、彼ら自身の優れた剣技と同時に騎乗する「Swamp Dragon」からファイアブレスも放ち、まさしく竜騎兵の名に相応しい戦闘力である。
彼らの身に纏う竜鱗の鎧は、その優れた防御力だけでなく、素材となった鱗の種類によって色彩が異なり、それぞれ特殊な能力を備えているようだ。
武器の効果が薄いので、魔法を武器に戦ったのだが青い鎧を着た竜騎兵に対しては、主力魔法であるエナジーボルトの威力の大半を弾かれてしまった。
緑の鎧を着たドラグーンに対しては、攻撃魔法の威力を殺されるということは無かったのだが、他の冒険者達の話を聞く限り、毒に強いらしいとのことだった。
この強力な竜鱗の鎧は、その製法が細工職人の手で解析され、竜の鱗を材料にして、一流の鍛冶職人の手で作成することが可能だという。
竜鱗の鎧だけでなく、彼らが騎乗する「Swamp Dragon」も竜騎兵が操っていた時の凶暴性とはうって変わって、非常に大人しい竜であり、竜騎兵を倒した後に上位テイマーの手で調教することが可能であった。
一度、調教された後はテイマーでなくても騎乗することが可能なため、竜騎兵の呪縛を上位テイマーによって解かれると考えたほうが正しいかもしれない。
巨体だが、動きは俊敏で馬に乗るのと大差ない乗り心地だった。
竜騎兵が操っていた時のように、ファイアブレスを吐いたりすることもなく、その巨体とは裏腹に肉弾戦闘力も高くはないようだ。
馬やオスタードと同じくらい大人しい動物と言えるだろう。
新たな力となる竜鱗の鎧と「Swamp Dragon」によって、カオスドラグーンに対抗しうる竜戦士が誕生するのも遠い日のことではないかもしれない。
俺としても、このブラックソーンの襲撃を指をくわえて見ているつもりはない。
いち冒険者として「Bar Like a Child」に集まる仲間達と共に、この侵略者達と戦っていこうと思う。
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