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織成魔法:コントロール【使役】系魔法

エンチャント系魔法と並んでSpellweaving【織成魔法】の象徴とも言える魔法、それがこのコントロール【使役】系魔法です。
すべてが「自分ではない他者」を使役する為の魔法となっている為、使える状況や使う相手などにより、さまざまなバリエーションを考えることが出来ます。

あくまで一例にすぎませんがコントロール【使役】系魔法について話をしていきたいと思います。

ネーチャーフュアリー【Nature’s Fury】
パワーワード:Rauvvrae

虫の群れを召喚し、使役する魔法です。
召喚された虫たちは、魔法のEVやBSと同じようにコントロール不能ですが、攻撃速度が最速で物理属性防御も高い為、敵を選べば強力な力を発揮します。
コントロールスロットも1しか消費せず、詠唱速度も速い為、複数の虫群を同時に攻撃対象に仕掛けることで強敵の動きを封じる使い方も出来ます。
特にボスの1人である変身能力を持つトラベスティ相手には、高い物理耐性により、抑え役として最適でもあります。
ただ効果時間が短い上に、移動速度も遅い、物理以外の攻撃に非常に弱い、などの欠点も有しているので対人戦闘ではいささか使いにくい召喚魔法となってしまっています。
強力な物理打撃を持つモンスター相手の抑え役として使うのが有効でしょう。

サモンフェイ【Summon Fey】
パワーワード:Alalithra

ピクシー【妖精】を召喚し、使役する魔法です。
ピクシーは、魔法のエレメンタルやデーモン召喚と同じく、ペット扱いで自由に命令を与えることが出来ます。
HPこそ最低クラスで攻撃されればすぐにやられてしまいますが、EvaINTが高めの為、魔法の威力はそれなりに高いので術者が敵のターゲットを引き受ける形で追加攻撃ユニットたるビット的な扱い方をすることでかなり強力なものとなります。
特に詠唱時間が基本で1.50secとかなり早く、消費マナも少なめで、しかもSTRの高いアーケインフォーカスを保有することで複数のピクシーを同時に召喚することが可能となります。
ペット扱いである為、攻撃対象へ向かう移動速度も早く、対人戦闘で通常攻撃の中に上手く召喚>アタックを混ぜていくことで優位に戦うことが出来ます。
特にアーチャー【弓使い】系を相手にするときは、その詠唱速度の早さから読まれにくく、瞬時にけしかけることが出来る為、ピクシーからの攻撃に対する反撃作用で弓矢の攻撃が逸れたり、攻撃の瞬間に足をとめたところへピクシーを群がらせたりと、使い方次第で有効に働かせることが出来ます。
今までの召喚魔法は、ここまで詠唱速度が速く、しかも複数を同時に呼べるものが存在しなかった為、高速な展開となる対人戦闘での召喚魔法の認知度は低いですが、俗に言うファンネルのようにばらまきつつ使役することを狙ってみてください。
織成魔法の中でも象徴的な魔法であるというだけでなく、今までの召喚魔法の概念を覆すかもしれない力を秘めた魔法となっています。

サモンフィーンド【Summon Fiend】
パワーワード:Nylisstra

インプ【小悪魔】を召喚し、使役する魔法です。
ピクシーと同じくペット扱いで命令を与えることが出来ますが、ピクシーに比べて魔法能力が低く、そのかわり近接戦闘スキルが高めでグループパワーを備えています。
扱い方としては、上記で解説したとおり、ピクシーと同じような使い勝手ではあるのですが、魔法能力が低いのに魔法を多めに使ったり、近接攻撃がピクシーより強めなのに、スタミナが低く攻撃速度が遅かったり等、いささかバランスの悪さも見られます。
詠唱速度も2.00secとピクシーより長く、カルマも低下する為にピクシーよりは使い勝手は悪いものとなってしまっています。
テイマーであるならば、炎の馬【Fire Steed】を使役する際にインプを召喚することでFire Steedでコントロールスロット2消費、インプ三体追加でダメージボーナス+75%のグループパワーを発揮させることも可能となります。
この魔法もサモンフェイと同じく、使い方次第でいろいろな局面で役に立たせることが出来るでしょう。

ドライアドアルアー【Dryad Allure】
パワーワード:Rathril

織成魔法の中でも1,2位を争うほどの強力さを持つ魔法がこのドライアドアルアーです。
亜人系を魅了することでペットと同じように命令を与えて操ることができるようになります。
大きな特徴としては
魅了の効果時間はなく一回成功すればリリースするか、死亡するまで操ることが出来る。
テイマーのテイムとは異なり、詠唱完了、ターゲットで成否判定が即座に行われる(待ち時間が発生しない)。
操った亜人は、魔法などの回復手段に加えてHealing(治療)で回復してやることも出来る。

などがあげられます。
ただし、通常のペットと違い厩舎に預けることも出来ず、お気に入りにもなりません。
なお、バードスキルにて扇動された亜人は、すでに魅了されている扱いとなり、扇動が解けるまでこの魔法で操ることは出来ません。
最大の特徴は、やはり敵である亜人を魅了することで敵の戦力ダウンと味方の戦力アップを同時に実現することでしょうか。
魅了された亜人はリリースすれば消滅する為、考え方によっては一撃必殺の攻撃魔法としての使い方もあるかもしれません。
魅了して役に立つ亜人としては、主にオークブルート、タイタン、オーガロードといったところでしょうか。
ミーアエターナルをはじめとしたミーア族なども強力ではありますが、特殊能力に癖が強いのと生息するのがリコールやゲートトラベルで行くことができないイルシュナーの為、使いにくいかもしれません。
サッキュバスや、ドラゴン、ヒリュウなど冷気抵抗値が他よりも低い上位モンスターも多い為、アイスダンジョンにいる氷オーガロードなども攻撃要員として優秀だったりします。
なお、余談ではありますが通称ネズミ沸き(Vermin Horde)のチャンピオンであるBarracoonでは、頻繁にラットマンに変身するのですが、このラットマンになったときにこのドライアドアルアーの魔法を試みることが出来ます。
ただ難易度が高すぎるのか、もともと魅了することは出来なくしているのかわかりませんが、織成魔法120、STR2のアーケインフォーカスを所持した状態で100回ほど試みたものの、「魅了に失敗しました」と表示されるだけで魅了することは出来ませんでした。
どなたか成功された方がいらっしゃれば御連絡をお待ちしております(笑)
この魔法も使い方次第で様々な用途に使い道があるので、いろいろと研究し甲斐のある魔法となっています。

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