フィランディア－漂泊－

剣術【Swordsmanship】に存在する武器は、豊富な反面、偏った性能のものが多く、誰にでも、どんな状況にでも勧めれるコレといった武器が無いのが現状です。
その為、用途に合わせてある程度、使い分ける必要があります。
以下に私のお勧めの剣術【Swordsmanship】系の武器を用途等の解説をつけつつ、紹介していきたいと思います。

Katana
ダメージ：11～13
速度：46
装備体力：25
片手武器
Primary：Double strike
Secondary：Armor ignore
昔から剣術【Swordsmanship】と言えば、コレといった感じで出てくる代表的な武器。
攻撃速度とダメージのバランスが剣の中では比較的良く、SpMもDouble strikeとArmor ignoreであり、モンスター戦で有効な武器である為、好まれるプロパティとしては、まず特効効果で上位特効やドラゴンなどの特効がつくと高値になる傾向があります。
次に元の速度値が高いので速度+のプロパティも高値になる傾向があり、残りはやはりマナリーチなどでしょうか。
上位特効、速度+、マナリーチなどを兼ねた刀は高値で取引されています。
しかし、剣の中では、バランスがいいとはいえ、基礎ダメージは比較的弱めで速度も1.25秒振りを実現するには、スタミナ118以上が必要な為、スキル構成が厳しく、戦術と解剖学を同時に保有できることが少なく、INTもある程度必要となる魔法剣士にとっては、若干中途半端かもしれません。

Longsword
ダメージ：15～16
速度：30
装備体力：35
片手武器
Primary：Armor ignore
Secondary：Concussion blow
剣術系の片手武器の中で、最強の基礎ダメージを誇り、SpMもArmor ignoreとConcussion blowという対人戦闘で優秀なものが揃っています。
ですが、最大の欠点である攻撃速度の遅さの為、あまり使われない武器でもあります。
ただ基礎ダメージそのものが15-16と安定しており、戦術や解剖学だけしか保有してなくても武器ダメージ+等のプロパティの補強のみで比較的簡単にPub38で予定されているダイレクトダメージの最大値制限近くにすることが可能な為、魔法を主体として戦う魔法剣士にとっては有用な武器になるかと思います。
逆に武器速度が遅いことを利用して、SpMの連続使用制限である3.50秒を回避することも可能(スタミナ57で振り速度3.50sec)となりますので、常時イグノアやコンカッションをセットしつつ、近接して魔法を主体に戦うというのも面白いかもしれません。
欲しいプロパティとしては、詠唱可、武器ダメージ+、命中+、ファストキャストなどを基本として追加魔法効果などがあると面白いでしょう。
使い方次第では、魔法剣士にとって良きパートナーとなってくれるでしょう。

Bone harvester
ダメージ：13～15
速度：36
装備体力：25
片手武器
Primary：Paralyzing blow
Secondary：Mortal strike
剣術系の片手武器の中では有名な対人用の剣です。
なんといってもSpMがParalyzing blowとMortal strikeが優秀であり、特に片手武器でモータルが使える武器は少ないため、魔法剣士の補助武器として比類ない強さを持ってました。
ですが昨今では、Bokutoなどの新しい武器や仕様の変更のあおりを受けて使われる場面は、少なくなってきました。
しかしながら、未だにこの剣を上手く使いこなす魔法剣士は、称賛されることも多く、使いどころを見極めれば対人戦闘で有効な武器であることは変わりはありません。
欲しいプロパティとしては、まず詠唱可、そして命中+や速度+といったところでしょうか。
追加効果もハームやライトニングなどの即発動効果のものは、パラブロウを使用する際に発動すると相手が魔法詠唱中など、通常ならパラブロウが無効とされる状況でパラブロウを発動させることも可能な為、好まれることが多いです。
逆に同じ追加効果でもマジックアローやファイアボールなどの遅延があるものは、パラブロウの効果を解除してしまうので逆に価値が下がってしまいます。
他には、特殊な形状なのもあって好みの別れる剣ではありますが、ダークサイドをイメージしているような魔法剣士には似合うのではないでしょうか。

Bokuto
ダメージ：9～11
速度：53
装備体力：20
片手武器(Sword)
Primary：Feint
Secondary：Nerve strike
武刀の天地で追加されたいわゆる木刀で、SpMを使いこなすには武士道スキルが必要となります。
名前のイメージどおり、基礎ダメージは最低クラスとなりますが、攻撃速度は片手剣の中でも最速に近い部類であり、なんといってもSpMのNerve strikeが対人戦闘において大人気です。
もう一つのSpMであるFeintも上位モンスターのパラゴンなど、強力なモンスターを相手にする際に有効であり、対人、対モンスター戦とも幅広く使える武器となっています。
作成スキルが大工の為、大工ルニックツールや特殊木材などの強化で通常の武器よりも比較的強力なものを作り易いのも魅力となっています。
しかし、欠点はやはりその武器ダメージの低さでメインのダメージソースとするには、かなり心もとないものとなっています。
他の攻撃をサポートする補助的なものと割り切って使うのがいいでしょう。
欲しいプロパティは、対人戦では詠唱可や命中+、回避低下や命中などで、他にはBone harvesterと同じく追加効果のハームやライトニングなどの即発動効果のものは、ナーヴストライクを使用する際に発動すると相手が魔法詠唱中など、通常ならナーヴが無効とされる状況でナーヴを発動させることも可能な為、好まれることが多いです。
追加効果でもマジックアローやファイアボールなどの遅延があるものが価値を落としてしまうのもBone harvesterと同じ理由となります。
対モンスター戦では、Feintを主体にモンスターを押さえる盾役の際に有効な武器の為、ヒットポイントリーチやスタミナリーチやマナリーチ、回避+や命中低下などの長期戦に耐え易いプロパティが好まれる傾向にあります。
木刀が強いなんて・・・と思われる方も多いと思いますが、昔に週間少年ジャンプで連載されていた「風魔の小次郎(車田正美氏作)」という作品では、宇宙最強？の木刀である“風林火山”というものが登場したりして、なんと週間少年ジャンプの歴代作品最強の武器と過去のジャンプ誌上の企画で認定されたこともあります！
そういった意味ではなかなか木刀であっても奥深い？ものがあるかもしれません。

Radient Scimitar
ダメージ：12～14
速度：43
装備体力：20
片手武器(Swords)
Primary：Whirlwind attack
Secondary：Bladeweave
宝珠の守人で導入されたもので、“Radient”とは輝き、閃光を意味する言葉だそうです。
ダメージと速度のバランスが良く、SｐMに片手武器の中では珍しくWhirlwind attackがある為、多数の敵を相手にする際に適した武器でもあります。
やはり、このRadient Scimitarを語る上で外せないのはMAFのSoul Seekerでしょう。
すでに当サイトの武器学の一つめで紹介させてもらいましたが、ダメージをHP,スタミナ、マナに変換させることの出来るこの剣により、まるで魔法を使っているかのごとく、大多数の敵を剣士が同時に相手にすることが可能となりました。
武士道スキルを保有するならば、最大で2.0倍までWhirlwind attackの威力が増幅される為、さらに力を発揮することが出来ます。
対人戦闘では使いにくい武器ではありますが、囲まれたとき（BOX時）などに一か八かでワールウィンドを連打する、というのも面白いかもしれません。
Soul Seekerが使い易い為、通常のマジックアイテムではなかなか要求されるプロパティが厳しいですが、やはりヒットポイント、マナ、スタミナなどの各種リーチ系、あとSoul Seekerは武器ダメージ+や命中+が無いので、これらもあると使い易いです。
他に追加効果系各種、特にエリア攻撃系や攻撃魔法追加などは、ワールウィンドアタックで攻撃された全ての対象に発動判定が生じるので、これらが付加されているとSoul Seekerを超えるものとなることも珍しくありません。
他にリーチ系を備えた上でベストウェポンスキルがあると、ソウルシーカーを使えないフェンサーやメイサー間で高額で取引されることもあります。
宝珠の守人の追加装備の為、下級レシピで作成する品もあり、「true radient scimitar(ナイトサイト)」、「darkglow scimitar(追加：ディスペル10%)」、「icy scimitar(追加：ハーム15%)」、「twinkling scimitar(回避+6%)」などがありますので、これらをルニックツールで作って、Soul Seekerを超えるRadient Scimitarを狙ってみるのも面白いかもしれません。
ちなみに私の今現在、愛用しているものが



このRadient Scimitarで友人のKasim氏が入手してきてくれたものをValoriteで強化したものです。
リーチ系に加えて追加ライトニングと武器ダメージ、命中+を保有しているので、黒盟郭などで大多数のブラックオーダーと戦うときなどは、Soul Seekerよりも優れた力を発揮してくれる為、愛用していいます。


以上、剣術における片手武器について私自身がお勧めと思えるものを紹介していきました。
あくまで主観によるものなので考え違いの点もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
少しでも参考になれば幸いです。