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織成魔法:エンチャント【強化】系魔法

Spellweaving【織成魔法】の最大の特徴は、強化系魔法、俗に言うエンチャント系魔法の充実にあります。
既存のMagery【魔法】、Chivalry【騎士道】、Necromancy【ネクロマンシー】にも幾つかエンチャント系魔法が存在しますが、
攻撃、防御、治癒の三系統のエンチャント系魔法が揃っているのは、Spellweaving【織成魔法】だけです。

ここでは、エンチャント系魔法について話をしていきたいと思います。

Arcane Circle【アーケインサークル】
パワーワード:Myrshalee
織成魔法の象徴にして、基本魔法となります。
魔方陣の上でのみ使用できる魔法で、複数が参加することで他の織成魔法の効果を増大させる
アーケインフォーカスと言う魔法石を作成することが出来ます。
その効果はすさまじく、人間種族の最低保証値であるスキル20しかない者がSTR5のアーケインフォーカス保有して使うギフトオブリニューアル【Gift of Renewal】の回復量は、アーケインフォーカスを持たないレジェンダリーアーケニストと同等の効果を持つほどです。
裏を返せば、熟練したアーケニストが高STRのアーケインフォーカスを保有することで、その織成魔法の効果は、跳ね上がるということです。
如何に高STRのアーケインフォーカスを作成し、所持するか、ということがアーケニストとしての永遠の課題と言えるでしょう。
なお、The Prism of Light【光晶洞】に存在するアーケインサークルは、アーケインフォーカス作成時にSTRに+1のボーナスを得ることが出来ます。
1人で作成したとしてもSTR2の魔法石を保有することが出来、5人で作成するとなんとSTR6!の魔法石を作ることも出来ます。
光晶洞は、入場料として決して安くない金額を取られる為、常時使うには厳しいですが、ここぞというときに利用することをおすすめします。

Gift of Renewal 【ギフトオブリニューアル】
パワーワード:Olorisstra
UOで初とも言える治癒系エンチャント魔法、俗に言うリジェネレーションの魔法です。
かけておけば、何もしなくても勝手にHPが少しずつ回復していきます。
激しい戦闘が予想される状況や、強敵を相手にするときなど、事前にかけておくことで生存率が確実に上昇します。
この魔法による自動回復は、他の行動の妨げに一切ならないというのも魔法戦士には大きな魅力でしょう。
ただ、大きな欠点もあり、再使用可能になるまでの時間が著しく長いこと。
他に詠唱時間が長く、一回の回復量が少ないため、大ダメージに対する即効性に乏しいことがあげられます。
特に前者の再使用可能になるまでの待ち時間により、メインの回復手段にするには心もとないものとなっています。
あくまで激戦が予想されるときに事前にかけておく魔法となるでしょう。

Attunement【アチューンメント】
パワーワード:Haeldril
武器・打撃攻撃によるダメージを一定量吸収してくれる防御魔法です。
スキルが高く、高STRの魔法石を保有していれば、かなりの量のダメージを吸収してくれる障壁となります。
FF11をプレイされている方ならストンスキン、ソードワールドRPGを御存知の方ならバルキリーブレッシングの魔法といえばわかりやすいでしょうか。
地味ではありますが、実用度は非常に高く、織成魔法にしては比較的短い詠唱時間&マナ消費も少ない為、常にかけておくことをおすすめできる魔法です。
再使用時間もありますが、ギフトオブリニューアルほど長くないので、それほど気にはなりません。
欠点を上げるとすれば、防御壁がある状態でも打撃による詠唱妨害が発生するという点、そして魔法やファイアブレスなどの特殊攻撃に効果が無い点でしょうか。
ですが、武士や盾戦士などが使うことで武器回避>盾回避に次ぐ3枚目の防御手段となるため、非常に使い勝手の良い魔法となります。
魔法戦士が使うものとしては、織成魔法の中で一番使用頻度が高い魔法となるでしょう。

Immolating Weapon【イモレーティングウェポン】
パワーワード:Thalshara
近接攻撃用武器に炎の追加ダメージを付加する魔法です。
FF11で言うところのエンファイアが一番イメージと効果が近いかもしれません。
武器そのものの属性を炎属性に変換する効果は無く、あくまで武器攻撃に炎の追加ダメージを乗せるだけの魔法ですので注意が必要です。
これも織成魔法の中では、比較的詠唱時間が短いのですが、欠点として効果時間もかなり短く、効果が切れたのがわかりにくいというのがあげられます。
他に追加炎は、使い手のスタミナ値も考慮した上での武器の最終的な振り速度に影響され、速ければ速いほどダメージは小さくなり、遅ければ遅いほどダメージが大きくなるという特徴の為、期待できるだけのダメージをなかなか出すことが出来ず、使いどころの難しい魔法でもあります。
ただ大きな長所として、マジックウェポンの追加効果:ファイアボールと違って、追加炎のダメージ判定は武器攻撃より前になる為、攻撃対象が魔法詠唱中などのフリーズ属性状態を解除することが可能となり、フリーズ属性状態の対象には効果を発揮しない、パラライズブロウやナーヴストライクなどに併用することで、それらのSpMの欠点を無くすことが可能となります。
マジックアイテムを使わないNQデュエルなどでナーヴストライクやパラライズブロウを狙っていく際に効果の高い魔法となるでしょう。

Arcane Empowerment【アーケインエンパワーメント】
パワーワード:Aslavdra
使用者の魔法能力を高める魔法です。
しかし、強力な魔法ではあるのですが、マナの消費が激しい上に効果時間が短いため、実用度は低い魔法といわざるをえないです。
特に効果時間の短さが致命的でこの魔法を自らに使ったあと、増大した魔法能力で行使できる魔法は、マナ消費の大きさも相まって非常に少なくなってしまいます。
使いどころがあるとすれば、Word of Death【ワードオブデス】の即死効果発動時でしょうか。
魔法ダメージが大幅に増加するので元のダメージが大きいワードオブデスのダメージは大幅に上昇する為、HPの多いボスクラスモンスターには有効に働きます。
ただ、魔法戦士の場合マナの量が限られてくる為、アーケインエンパワーメントを使った後ワードオブデスを1発撃つほうがいいか、それとも使用せずにワードオブデスを2発撃つ分にマナを回したほうが良いのかは、難しいところですが・・・。

Gift of Life【ギフトオブライフ】
パワーワード:Illorae
事前に使用しておくことで死亡時に即座に蘇生効果を発動する魔法。
FF11で言うところのリレイズといえば、一番わかりやすいところでしょうか。
効果時間はスキルに大きく依存しますが、レジェンダリークラスであるならば、10分ほどの効果時間があり、常時かけておくことも可能となります。
難点は、死亡したその場でしか生き返ることができないことで、すぐにまた死亡してしまうという危険性がありますが、逆に言えば死にそうになったとき、場所を選んで倒れることで即時復帰することが可能となります。
昨今、保険制度の為に死体からルートすることが珍しくなりつつある、フェルッカでのPvP集団戦闘では、この魔法を常に使っておくことで素早い復帰が可能となり、それにより戦線維持、形勢逆転といった状況も多々見られるようです。
他に“おきにいり”化したペットにも使用することが可能で、事前にかけておくことでペット死亡時に蘇生させることも出来ます。
こちらは、場所を移動してから蘇生させることも可能なので使い勝手は良好です。
今までペットを蘇生させる手段は、熟練の獣医にしか出来なかった為、愛馬を含む騎乗ペットが死亡した際には、獣医を探し回る必要がありました。
その探し回る必要が無くなり、即時復帰が可能となる、という点では魔法戦士にとって大きな利点となりえるでしょう。

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