2005,11,27, Sunday03:20 pm
-追憶5- 混沌の軍勢
-これは、まだパワースクロールもアーティファクトも無い時代の頃のダイの日記です。-
冒険から帰った俺宛に知人の鍛冶職人からの手紙と荷物が家に届いていた。
彼の手紙には、鍛冶屋の町ミノックにもブラックソーン軍が襲撃があり、それと同時に各地を襲う部隊も竜騎兵やジュカたちに加えて、ブラックソーンの分身とも言うべきブラックソーンジャガーノート、ベトレイヤーといった機械兵士たち、そして以前にブリタニアに襲撃をかけてきたゴーレムとそれを操る悪しき魔術師コントローラーまで、加わっているというのだ。
そして、襲撃軍の中心となっているのが鎧を纏ったSwamp Dragonに騎乗した竜騎兵たち。
鍛冶屋の町と呼ばれるミノックだけあって、すぐにそのSwamp Dragon の鎧は一流の鍛冶屋たちの手で原理を解明されて、作成可能となっていて一緒に置いてあった荷物は、彼が試しに作成してみたその鎧らしい。
受け取った鎧を俺の騎乗用ドラゴン「Tiamat」に装着してみた。
全体を覆うようなフルプレートになっているが、関節の部分などは上手く作ってあるようで動きも不自由が無さそうだ。
さっそく、鎧を纏ったTiamatと共に激戦地になっているというミノックへ向かうことにした。
ミノックの中心にある石像の前。
主を失った馬が倒れ、あちこちに矢が落ちているなど激戦の様子が生々しい。
想像以上に防衛側は、劣勢のようだ。
ミノック鉱山前。
夥しい数の軍勢が俺の眼前に存在した。
この大群を構成する個体だけでも、並の戦士や魔術師を遥かに凌駕する戦闘力を持っているのである。
ミノックを防衛しようと、各地から多くの冒険者が集まってきているが・・・これでは、劣勢も止むを得ないだろう。
さすがにこの大軍を相手にする気にはなれず、町のほうへ戻った。
そこでバルムングが言っていた、鎧を纏ったドラゴンに乗った上位(エリート)竜騎兵と遭遇した。
上位竜騎兵は、俺を見つけるとまっすぐに攻撃を仕掛けてきた。
相手が1体なら・・・と俺も戦いを挑んだのだが・・・
その戦闘力は、並の竜騎兵とはレベルが違っていた。
上位竜騎兵は、魔法を操り、魔法の剣を携えた魔法戦士でもあったのだ。
俺が騎乗したTiamatがその鎧の効果で、受けるダメージを軽減してくれなかったら、とてもじゃないがかなう相手ではなかっただろう。
だが、それは相手も同じ事で強固な竜鱗の鎧に加えてカオスシールドによる鉄壁の防御を見せ、その上で鎧を纏ったドラゴンを操っているのだ。
鍛冶職人に打ってもらった魔力を帯びた「ブロンズ」の剣とハルバード、そして攻撃魔法を幾度ともなく食らわせるが、なかなかにその防御力を貫けずにいた。
やっと、上位竜騎兵の攻撃が鈍ってきた。
ここまでにどれほど攻撃を食らわせたことだろう。
そして、どれだけの攻撃を食らったことかわからない。
俺を守ってくれているTiamatの鎧もかなりの傷が目立ちはじめてきた。
なんとか、マナを回復から攻撃に回せる余裕が出てきたので一気に勝負を賭ける。
エナジーボルトを打ち込んで、それと同時に剣による一撃を狙っていく。
ブロンズハルバードの一撃を食らわせ、やっと長い戦いに終止符を打った。
倒れた後に魔法の輝きを帯びた一振りのブロードソードを残して、竜騎兵は倒れた。
・・・たった一人の上位竜騎兵を相手にこの状態である。
今までもアンドデッドやオーク、サベージたちが街を襲ったことがあったがここまでの戦力での襲撃は、初めてではないだろうか。
完全に防衛側が劣勢を強いられている状態だ。
鍛冶職人たちは竜鱗の鎧をはじめとして、襲撃軍の技術を我々にもたらしてくれているが、それでもここまで戦闘力の差を見せ付けられると不安が残る。
俺も前回と同じく、単独でミノック防衛戦に参加してみたが・・・さすがに限界を感じてしまった。
キリヒトたちと共に仲間を募る必要がありそうだ・・・。
冒険から帰った俺宛に知人の鍛冶職人からの手紙と荷物が家に届いていた。
彼の手紙には、鍛冶屋の町ミノックにもブラックソーン軍が襲撃があり、それと同時に各地を襲う部隊も竜騎兵やジュカたちに加えて、ブラックソーンの分身とも言うべきブラックソーンジャガーノート、ベトレイヤーといった機械兵士たち、そして以前にブリタニアに襲撃をかけてきたゴーレムとそれを操る悪しき魔術師コントローラーまで、加わっているというのだ。
そして、襲撃軍の中心となっているのが鎧を纏ったSwamp Dragonに騎乗した竜騎兵たち。
鍛冶屋の町と呼ばれるミノックだけあって、すぐにそのSwamp Dragon の鎧は一流の鍛冶屋たちの手で原理を解明されて、作成可能となっていて一緒に置いてあった荷物は、彼が試しに作成してみたその鎧らしい。
受け取った鎧を俺の騎乗用ドラゴン「Tiamat」に装着してみた。
全体を覆うようなフルプレートになっているが、関節の部分などは上手く作ってあるようで動きも不自由が無さそうだ。
さっそく、鎧を纏ったTiamatと共に激戦地になっているというミノックへ向かうことにした。
ミノックの中心にある石像の前。
主を失った馬が倒れ、あちこちに矢が落ちているなど激戦の様子が生々しい。
想像以上に防衛側は、劣勢のようだ。
ミノック鉱山前。
夥しい数の軍勢が俺の眼前に存在した。
この大群を構成する個体だけでも、並の戦士や魔術師を遥かに凌駕する戦闘力を持っているのである。
ミノックを防衛しようと、各地から多くの冒険者が集まってきているが・・・これでは、劣勢も止むを得ないだろう。
さすがにこの大軍を相手にする気にはなれず、町のほうへ戻った。
そこでバルムングが言っていた、鎧を纏ったドラゴンに乗った上位(エリート)竜騎兵と遭遇した。
上位竜騎兵は、俺を見つけるとまっすぐに攻撃を仕掛けてきた。
相手が1体なら・・・と俺も戦いを挑んだのだが・・・
その戦闘力は、並の竜騎兵とはレベルが違っていた。
上位竜騎兵は、魔法を操り、魔法の剣を携えた魔法戦士でもあったのだ。
俺が騎乗したTiamatがその鎧の効果で、受けるダメージを軽減してくれなかったら、とてもじゃないがかなう相手ではなかっただろう。
だが、それは相手も同じ事で強固な竜鱗の鎧に加えてカオスシールドによる鉄壁の防御を見せ、その上で鎧を纏ったドラゴンを操っているのだ。
鍛冶職人に打ってもらった魔力を帯びた「ブロンズ」の剣とハルバード、そして攻撃魔法を幾度ともなく食らわせるが、なかなかにその防御力を貫けずにいた。
やっと、上位竜騎兵の攻撃が鈍ってきた。
ここまでにどれほど攻撃を食らわせたことだろう。
そして、どれだけの攻撃を食らったことかわからない。
俺を守ってくれているTiamatの鎧もかなりの傷が目立ちはじめてきた。
なんとか、マナを回復から攻撃に回せる余裕が出てきたので一気に勝負を賭ける。
エナジーボルトを打ち込んで、それと同時に剣による一撃を狙っていく。
ブロンズハルバードの一撃を食らわせ、やっと長い戦いに終止符を打った。
倒れた後に魔法の輝きを帯びた一振りのブロードソードを残して、竜騎兵は倒れた。
・・・たった一人の上位竜騎兵を相手にこの状態である。
今までもアンドデッドやオーク、サベージたちが街を襲ったことがあったがここまでの戦力での襲撃は、初めてではないだろうか。
完全に防衛側が劣勢を強いられている状態だ。
鍛冶職人たちは竜鱗の鎧をはじめとして、襲撃軍の技術を我々にもたらしてくれているが、それでもここまで戦闘力の差を見せ付けられると不安が残る。
俺も前回と同じく、単独でミノック防衛戦に参加してみたが・・・さすがに限界を感じてしまった。
キリヒトたちと共に仲間を募る必要がありそうだ・・・。
| 冒険記::冒険記録 | comments (x) | trackback (x) |